本学薬学部は、薬学の正規の課程に加えて、臨床検査技師の国家試験受験資格を得るための知識および技能を習得することができる科目承認校です。この取り組みにより、薬学を専門とする臨床検査技師を輩出しています。2021年に臨床検査技師の業務拡大を反映すべく臨検法が改正され、2022年入学者からは、薬学部等の科目承認校においても、国家試験受験資格を得るためには、臨床検査技師教育が中心の指定校と同等の教育内容を習得する必要が生じました。それを受け、今年度は新しい学内実習とOSCE(客観的臨床能力試験)を実施し、薬科学科3年生10名が静岡県内の医療機関での臨地実習を行うことになりました。新カリキュラムでは、医療機関にて学生が患者に対して「標準12誘導心電図検査」と「肺機能検査」を行うことになるため、学内実習においても十分な練習時間を確保しました。
この新たな実習プログラムを通じて、学生たちは実践的なスキルと知識を身に付け、未来の医療現場?企業?行政での活躍が期待されます。
この新たな実習プログラムを通じて、学生たちは実践的なスキルと知識を身に付け、未来の医療現場?企業?行政での活躍が期待されます。
臨床検査技師実習風景:顕微鏡操作
臨床検査技師実習風景:スパイロメトリー(肺機能検査)